ランドセルについての基本的な知識をまとめてみました。入学祝いなどで購入するときの参考にしてください。
ランドセルの歴史って言うのは、意外に古いんですね!
なんと「江戸時代」にその原型となった「ランセル」(オランダ語の呼び名)が輸入され、兵士の背嚢として使われたと言うことです。
これがなまって、いまの「ランドセル」という言葉ができたわけです。
現代のように「通学かばん」として使われるようになったのは明治に入ってからで、学習院で使われたのが始まりだと言うことです。
その名残として、従来から使われているランドセルの型のことを、最近できた型のものと区別して「学習院型」と呼んでいます。
学習院で使われたものをモデルに、いろいろな所で作られ初め、少しずつ全国に広まっていきました。
当時皇太子だった大正天皇が学習院初等科に入学するときに、伊藤博文が入学祝いに送ったことをみんなが真似しだして流行したようです。
いまでもランドセルというと入学祝いの筆頭ですが、その頃から始まったものなんですね! もっとも、当時は、庶民の手の届くものではなかったでしょうが…
シノラーで知られるタレントの篠原ともえが、ファッシヨンとしてランドセルを使って話題になったことがありました。
これに刺激されてか、大学にランドセルを背負って通う女子大生の姿も見られたそうです。
女子大生ぐらいまでなら許せそうな感じがしますが、男子学生にまで広がらなかったのは幸いでした。
アメリカの女子大生にもランドセル・ファンがおり、背負って通っている人がかなりいるようです。
ロンドンやパリでもランドセルを背負っている人がいるようだし、一般的に日本のランドセルはヨーロッパでは人気が高いようです。
元々がヨーロッパからの輸入品なわけだから、これは逆輸出ということになるんでしょうか?
デイパックを背広の肩にかけて歩くのがはやった時期もありました。いまでもときどき見かけますよね。もうすっかり、生活の中に溶け込んでいる感じです。
男も女も活動的になるに連れ、両手を空けておくスタイルが求められ、背負い式の物入れが必要になってきて、その需要を満たす商品の一つとしてランドセルがあったのではないでしょうか?
そういうニーズにそって、いろいろとデザインにも改良が加えられてきているようです。
最近の傾向として、様々なキャラクター・ランドセルが人気のようです。ポケモンの人気は根強いですし、くまのプーさんなどのディズニー・キャラクターものも圧倒的な人気を保っているようです。
国内メーカーでもサンリオのキティちゃんやシュガーバニーといったキャラクター・ランドセルは、人気の上位を占めています。
使い心地の良さという点でも、(株)セイバンというメーカーでは、「天使のはね」とか「せみね」という新しい工夫を取り入れたランドセルを販売しています。
「どこに羽根があるの?」と思い、メーカーの案内を見たら、「天使のはね」は見えないところに使ってありました。
肩ベルトの付け根の中に入っている「補強部材」が、「天使のはね」なわけです。これが入ることで肩ベルトが直立し、かばんの重さを背中全体で分散して受け止め、肩に掛かる負担を減らすように工夫されています。
また「せみね」というのは、ランドセルの背中に当たる面に付けられた「背当て」のことです。小学1年生から小学6年生までの6年間、子供が成長していっても、つねに一番軽く感じられる角度を保ちます。これが「せみね」です。
入学祝いに購入するときに、ぜひチェックしておきたいポイントですね!